ブラックニッカディープブレンドは限定販売ボトルも発売されていました。以前に投稿したナイトクルーズと今回飲んだエクストラスイートの2種類があります。エクストラスイートは2018年9月11日にディープブレンドのリニューアルモデルとともに初のディープブレンドの限定商品として発売されました。
このボトルはナイトクルーズが店頭から消えたあたりくらいに、どこかで買わなきゃと目を光らせていたときに銀座で知らなかった酒販店を見つけ、そこで発見しました。ただ置いてあるボトルはプレミアム価格ばかりで、買うものは無いなと思っていたら、なぜかエクストラスイートだけ定価?販売されていて最後の1本をゲットすることができました。
ナイトクルーズはバーで飲めたので良しとしましたが、やはり丁寧な酒販店パトロールは必要ですね。
ニッカ ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート
NIKKA BLACK NIKKA Deep Blend EXTRA
SWEET Limited Bottled in 2018
製造者:ニッカウヰスキー株式会社
原材料:モルト、グレーン
仕様:700ml 46%
参考小売価格:2,000円(消費税別)
発売:2018年9月11日
限定数量:132,000本
飲んだ日:2022年8月7日
タイミング:ボトルラベル上部
香り:香ばしい甘さとマスカット、とても華やか。
味:ミルクコーヒーの甘みから入りマスカット、ほろ苦さ、花山椒のインパクトのち塩気と旨味、カフェモルトの甘み。甘味のみならず、華やかなフルーティーさがある。
はい、かなり美味しい味わいかと思います。ディープブレンドの参考価格が1,500円のところ、エクストラスイートは2,000円なわけですから、やはり力の入った原酒が使われているのでしょう。
この後ボトルを飲み進めていくと、香りは砂糖多めのミルクコーヒーらしさが主体となり、そこにレーズンっぽさが加わったりしました。味わいはミルク少なめでビター感もある砂糖多めのコーヒーらしさが主体になり、かつ花山椒のような痺れ感をともなう辛さも伴いました。
さて、それではエクストラスイートとディープブレンド旧ボトルの飲み比べをしてみましょうか(現行ボトルと同時発売なのに、なぜ旧ボトルなのか?と思われた方いますよね。その通り! 単純に勘違いしていて既に両ボトルとも飲み終えてます汗)。
香り:最初はミルクコーヒー、のちリンゴの酸味。
味:ややドライ目の入り、ミルクチョコから入り、リンゴ、塩気、ほろ苦と旨味。
エクストラスイート ボトル半分くらい
香り:砂糖多めの甘いコーヒー。
味:やや大人な味わいかつミルク少なめ砂糖多めの甘いコーヒー、のち花山椒の痺れ感。
エクストラスイートは甘めの方向に絞った味わい、かつスパイシーといったところでしょうか。ディープブレンド旧ボトルは、はっきりとリンゴのフルーティーさを感じ、設計が違うことがうかがえます。
エクストラスイートについて公式な情報としては発売時のリリースに「新樽で10年以上熟成させた余市モルトと宮城峡モルトをキーモルトに使用し、カフェグレーンをブレンドすることで、甘く香ばしい香りとまろやかで豊かなコクを際立たせたウイスキーに仕上げ」たと記されています。なるほど、通常のディープブレンドと比べると自社蒸留した長熟原酒を中心に組み立てたんですね。
さらにウイスキー本来の味わいを楽しみたいというニーズが増えているので「ロックやストレートで楽しめる商品として〈ディープブレンド〉への取組みを強化する」ことで、ストレートで飲むのに耐えうる商品作りをしたわけですから、それはストレートで飲んで美味しいはずですね。
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